サイト公開とスポンサー募集開始

この度、Woo EC Fes Japan 2020 の実行委員をさせて頂いております田中です。

6月頃から準備を初めて、やっと告知サイトが公開できました。
公開に向けて実行委員のみなさんにご協力頂きまして、本当にありがとうございます。

さて、サイト公開とスポンサー募集開始に合わせまして、簡単なご挨拶をさせて頂きます。

私がはじめて WooCommerce に出会ったのは今から7年前の2013年です。あるクライアントから WordPress で EC サイトを構築できないかという相談を受けた時に、見つけたプラグインの中の一つでした。WooCommerce 2.1 で国際化対応するために Mike Jolly を中心として、当時 WooThemes が WooCommerce の開発を手掛けていました。その時はまだ実際に日本で使える形のプラグインは無く、そのときは別の OSS で対応しました。しかし、WordPress のプラグインで EC サイトを作れることにワクワクしました。そして、私が確認出来た EC 用プラグインをすべてコードレビューした中で一番可能性を感じたプラグインが WooCommerce だったのです。

それから、2014年にかけて、WooCommerce 2.1 のリリースにおいて日本対応できるようなコードをプルリクエストしたりしたのが、私のはじめての WooCommerce でのコントリビュートでした。

それから7年経って、 WooCommerce Community Team の協力の下、日本での WooCommerce のカンファレンスを開催できるようになったことに、多くの WooCommerce 利用者と多くのコントリビューターの皆さんに感謝しております。

手前味噌ですが、現在私が開発公開している、日本向け対応の WooCommerce 拡張プラグイン[Japanized for WooCommerce]の有効インストール数が8,000を超えて9,000に近い数になっています。(2020年8月3日現在)

まだまだ、これから WooCommerce を利用する EC サイトが日本でもっと増えていくと思います。オープンソースソフトウェアの EC 業界における可能性と将来のために、このカンファレンスが有益になることをサイト公開に際して祈念したいと思います。

Special Thanks to Jonathon & Derek!

スポンサー募集に関して

今回のカンファレンスは WordPress コミュニティーにおいては幾つかはじめての取り組みを行う予定です。そのため、スポンサーを広く募集をさせて頂きます。
ただ、業界が狭いこともあり、また GPL ライセンスに関しては尊重をしたいと思っておりますので、個別にご協力をお願いすることがあるかと思います。日本での EC に関わる多くの企業様が趣旨を御理解の上、スポンサーをご検討頂ければ幸いです。

今後に関して

今後、順次開催内容や参加者の募集方法などを公開して参ります。実行委員はすべてコントリビューターとして活動しておりますので、至らない点があるかと思いますが、参加を予定される皆様も同じコントリビューターとして、前向きにご協力頂ければと思います。

開催までの間、よろしくお願いいたします。

投稿者プロフィール

TanakaShohei
WooCommerce コアコントリビューター経験者。ECサイトの運営も2000年から、経営者の立場で経験。