wordpressでECサイトが構築できるプラグイン『woocommerce』のカンファレンスWooECFes2021が2021年11月19日〜20日に開催されました。
今回は実行委員として広報のお手伝いをさせていただくことになったため、私は本イベント開催にむけて以下のことを行いました。
・SNSでの広告運用
facebook広告
ツイッター広告
・プレスリリース
・SNSでのアナウンス
広告の出稿などを自身でするのは初めてだったため、広告の活用の仕方などを調べながらでの対応をさせていただきました。
主にweb広告をした際の結果を報告したいと思います。
分析などもしたことがないため今回の内容に誤りがあるかと思います。
内容についても至らぬところもあるかと思いますが、ご了承ください。
facebook広告
今回は11/10〜11/18までの開催日前日までにweb広告をいくつか掲載いたしました。
その中でまずはFacebook広告での出稿を行いました。
素材として広告にいれるサムネを動きのある動画で作成し、
広告の内容を3パターンを用意して実施した結果は以下のとおりです。
広告1(ランディングページへの誘導)
費用:15,950円(1日2,000円)
リーチ(表示数):17,649
クリック(クリック数):188回
表示期間:8日
指標
CTR(クリック率)=1.1%
CPC(クリック単価)=85円
広告2(セッションの紹介)
費用:2,995円(予算5,000円)
リーチ(表示数):16,452
クリック(クリック数):19回
表示期間:1日
指標
CTR(クリック率)=0.1%
CPC(クリック単価)=158円
広告3(講師の紹介)
費用3,005円(予算5,000円)
リーチ(表示数):8,476
クリック(クリック数):24回
表示期間:1日
指標
CTR(クリック率)=0.3%
CPC(クリック単価)=125円
このことから、クリック単価が85円から125円の間で推移しているため、
予算の掛け方についてはイベントの直接ページの広告はあまり広告をしても効果が
薄いのかなーと感じました。
ツイッター広告
ツイッターについても広告を8日間掲載させていただきました。
セッションの紹介を投稿しております。
広告1(セッションの紹介)
費用:1.160円(予算2,000円)
リーチ(表示数):8,649
クリック(クリック数):5回
表示期間:8日
指標
CTR(クリック率)=0.11%
CPC(クリック単価)=232円
広告2(セッションの紹介)
費用:1,096円(予算2,000円)
リーチ(表示数):1,670
クリック(クリック数):2
表示期間:8日
指標
CTR(クリック率)=0.1%
CPC(クリック単価)=548円
ツイッターではセッションの紹介のみを実施しましたがクリック単価が230円〜と高額なためツイッターでの広告はFacebookに比べて有効ではないと感じています。
また、エンゲージメントをみるとwordpressやwoocommerceなどと無関係なアカウントからのリプが多々あったため、狙ったターゲットに届いていない印象があります。
プレスリリース
PRtimesでの広告をした場合、新聞社など大手メディアへリストを自動作成し、PRtimesから
連絡してもらえるという特徴がありました。
下記がプレスリリースから5日間のページビューなどの推移の一例となります。
費用:30,000円
リーチ(表示数):324
※主に報道機関など向け
日付 | ページビュー | 訪問者数 | PC | スマホ | タブレット |
2021-11-11 | 206 | 206 | 93.26% | 6.74% | 0% |
2021-11-12 | 64 | 64 | 93.55% | 6.45% | 0% |
2021-11-13 | 13 | 13 | 100% | 0% | 0% |
2021-11-14 | 4 | 4 | – | – | – |
2021-11-15 | 16 | 15 | 93.65% | 6.35% | 0% |
上記の内容とPRtimesへのプレスリリースの特徴から分かる通り、
・告知の大抵は大手メディアなどのため、閲覧はほぼPC
・掲載初日から緩やかに閲覧数が減っているが、PCからの閲覧が主な点は変わらず
・告知した後にメディアへの転載などは無し
のため、参加して欲しい一般ユーザには届いていないかと思われました。
そのため、プレスリリースの媒体やプレスリリースをしたと言うことをユーザへ伝える
導線が別で必要だなと感じています。
が、前回のvaluepressでのプレスリリースは同じ30,000円ほどで
リーチが126と少ないため、今後も大きなイベントのプレスリリースをしたい場合は
PRtimesの方が良いと思いました。
アナリティクス
ここまでをみてきて、実際にサイトへの流入がどうだったのかを確認したいと思います。
(広告開始日)11/10〜11/20
合計 326
検索 280
none(メルマガなど) 30
別サイト(広告) 7
上記の内容から、広告を打ったことによるユーザの流入よりも
検索の結果が多いと感じております。
まとめ
今回はweb広告の話を中心として開催報告を記載させていただきましたが、
広告を打ったから参加してほしいユーザに向けての効果がすぐ出ると言うわけではなく、
日頃からの認知の上昇など一般ユーザへ浸透させるための施作が必要だと感じております。
また、今回よくみられていた投稿内容でも日時を確認する開催予告など当たり障りないものが多かったため、
今後についてはどんな内容が皆さんにとって反応が良いかを長期的に確認する手筈を整えるべきだなと
感じました。